ななかまどのお気に入りの歌一覧
内田勝也
露地裏にひっそりと咲く花が好きその花に似し人今どこにあり
2
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灰色猫
日焼けした君が微笑むフォトグラフ幼い恋の白いアルバム
21
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詠み人知らず
病院の豫約の時間はんぱにて驛のベンチでおにぎりを食む
15
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滝川昌之
首輪だけいつも伏せてた定位置に遺影のように老犬は無く
20
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幸子
世を探り疲れた果ての幼子の眠りは白い木蓮の花
19
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さえね
野分待つそのつかの間のしずけさがわれらのまちをつつむ夕暮れ
10
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さえね
夕さればよき風ふきてささがにの雲ひとつなき七夕の夜
7
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吉野 鮎
梅雨はれ間楡の高枝に初蜩の一つ聲して七月の夏
13
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falcon
軒を打つ雨のしづくの音聞けば香る紅茶にショパンの調べ
11
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まゆき
鉢植えから自力で生まれて居座った無口なマンドラゴラとの同居
3
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行宮偏(仮之名)
恬淡な海にカモメが線を引く 視えてるらしき空のコーナー
10
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詠み人知らず
なんとしょう語彙不足にて言葉なくしまなみ海道うらら陽春
11
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もどり
記憶では拾えぬ日々を手のひらに集めた重さを平成と呼ぶ
7
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萱斎院
み吉野のきさ山の端に残り月 花の雲たつ春のあけぼの
11
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コタロー
春の野はカラフルなりし花圖鑑行き交ふ人を虜にしたる
21
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青き銀椀
短調は自然のしらべかなしくも山や川あり咲く花もまた
9
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まぽりん
梅の花かざす乙女の袖濡れて止まず恋ひしき初雪ぞふる
108
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KEN
熊除けに般若心經唱えれば森のもみじがイマジン奏で
22
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露草
目を細め笑み浮かべたる君と逢ひ言の葉なしの想ひぞ交はす
9
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もみじ☆彡
満開を 見せぬ侘助 花びらに 何を抱えて 落ちてゆくのか
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