葛城のお気に入りの歌一覧
KEN
手招きの 遊女のやうに 虚ろなり 籬に咲きぬ 山茶花の色
12
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シダ
空ろなる神輿担ぎの押し通り道理通らぬ議事堂を見き
2
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緒川みるな
石橋を叩き過ぎれば粉々に割れて碎けて緊急事態
4
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つばす
取り忘れ洗濯物がガチガチに 凍った川で子ら大はしゃぎ
2
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つばす
寒すぎるどこに行ったや温暖化 吐く息白い吾が四畳半
5
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蔓葵
山の端はほのぼの白むありあけの月のかつらの花や散るらむ
10
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武蔵野
アオちやんが椅子に坐つておくつろぎ今日も一緒に動畫に參加
3
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音弥
冬眠をせぬ獣らの生き残り賭けて駆けたる氷流の上
11
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河のほとり
浜千鳥のこせし足跡も波にたえ行方も知らぬ空と海ばら
9
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名鈴
怖ぢ聞こゆ 尊き命散らするに 鈍き刀で足ると知りては
7
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磯山武士
戸をたたく風音いたく身にしみて長屋の夜は更けてゆくなり
5
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名鈴
君を守る 大黒天ぞ 灼なる 事無き告げを ありがたく拝す
7
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名鈴
思ひきや 人も通はぬ 雪道に よもや剣を 抜きて振るふと
8
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名鈴
恐るるは 離るるにあらで 君の身を 些かなりも 危ぶむること
9
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シダ
たつ風のなみにもならぬ薄氷にささ震ふ舟とらはれてをり
4
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シダ
まちにわびさりても山の寒しとてゆきみちも閉ぢあてぞあらざる
2
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河のほとり
木枯らしに晴るる木の間の月さえてまぼろしと知る花の光か
13
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河のほとり
いかにせむ木の間晴れたる冬山に入るや入らずや長き月夜を
14
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音弥
物音を吸いて静まる家々の屋根はこんもり円やかに白
21
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可不可
専門家と客商売の板ばさみ 永田町に降るアスピリンの雪
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