桃山のお気に入りの歌一覧
び わ
忙しくサンタのおじさん大急ぎ彼方此方(あちこち)まわり幸せ配り
9
もっと見る
つばす
洗濯機毎日ぐるぐる八年間 悲鳴をあげて大往生
6
もっと見る
青き銀椀
きみの目を瞳と呼ぶやその日から恋する瞳にわれはなりつつ
7
もっと見る
舞
時経るに減っていくもの増えるものめぐり来る四季めぐる思い出
14
もっと見る
名鈴
待ちながら 雪気に曇る 空仰ぐ 一人身にしむ 冴ゆる北風
20
もっと見る
ななかまど
しなやかに重みをかけてゆく雪のしなるこぬれの赤き南天
17
もっと見る
きくゑ
イブの朝祝詞唱えるカーナビは日常告げずメリークリスマス
8
もっと見る
音弥
浴室に柑橘の匂い立ち込めて柚子は主役と湯船で色めく
15
もっと見る
ひげじぃ
年の瀬のさざめく街の人ごみにイルミ鏤ばむ瞳みつけり
11
もっと見る
朝比奈
冷たさもいよいよ沁みる師走なか聞くは友住む街の初雪
17
もっと見る
御宿川蝉
我思ふ ごとくに人は 思ふかは 冬の滿月 虎落笛泣く
7
もっと見る
紫草
眠剤に頼るひと夜をギヤマンの帆舟に揺られて海ばらを行く
12
もっと見る
只野ハル
お風呂もお茶も熱いのが好きだけど生き方はぬるま湯でいいのだ
6
もっと見る
茂作
いとほしや嬰兒に添ふ母のごと 老婆は冬菜を飽かず見つめる
19
もっと見る
び わ
声がする遠くの方でギャーギャーと近づき見れば五歳の友が
5
もっと見る
舞
羨ましくも吹雪の道を乳飲み子の母のみ胸に抱かれてゆく
14
もっと見る
葛城
冬空を迎え仰ぎて佇むはいっそ美し針葉樹の森
13
もっと見る
名鈴
春持て来 花の都に かれ果てて 明かし暮らせる 君待つ我に
22
もっと見る
名鈴
露霜の 昼は消ゆれど 夜さりには また置きにけり 我が衣手に
20
もっと見る
音弥
飯会の予約は何処もいっぱいで悪戦苦闘の末に家飯
12
もっと見る
[1]
<<
1
|
2
|
3
|
4
|
5
|
6
|
7
|
8
|
9
|
10
|
11
>>
[143]