雨夜のお気に入りの歌一覧
青色銀河
夕暮れにどこかで蜂が飛んでいるどこかで蜂が飛んでいる、ただ
4
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ななかまど
乾ききる音聞きたくて山の辺の落葉ふむとき秋の香のたつ
12
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絮谷新
水底に眠る金貨を思ふときふと鳳仙花種の撥ねたる
30
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名鈴
この柚こそ 汝が袖に香を 留めしか 我も抱きて 身に移さばや
12
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恣翁
溜息をつきあふごとく かさかさと 枯れし花托をうなづかせけり
16
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みをつくし
澄み渡る青空を背に風を受く 南京櫨のすがしさざめき
21
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Chico
はしたなき 言の葉いくつ噛みしめて 鱗 売るるや 魚町少女
11
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横井 信
土色の落ち葉流れる晩秋の川面にゆれるかそけきひかり
11
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滝川昌之
雨ごとに土に近づく落ち葉たち絶えた秋虫抱き込みながら
18
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横井 信
上弦の月のかがやく夕暮れにかそけき冬の落ち葉の調べ
18
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シダ
えも云はず絵にもかけねばひたぶるに塗り潰したるやみよ黒牛
3
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桃山
あの海の彼方からくる冬の使者迎え撃つため編み棒を駆使する
10
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紫苑
廃港に降り来る月を慕ひてし迦具夜に衣を漱ぎの水を
12
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シダ
黄金の毛皮まとひし舟人のなごりはわづか黄道のほし
8
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滝川昌之
勾玉のごときイヤホン若者に太古の風は何を語るや
17
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萱斎院
うつろひて昨日にあらずもゆる葉の 散りぬべしとぞ風の告げゆく
10
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シラサワ
微々たるがそれでもやはり誇らしい道行く虫を踏まぬ自分を
9
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ななかまど
秋の日の公孫樹の黄金ただ澄みて青へ青へと立ち上りたり
10
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萱斎院
はかなげにのこる木の葉のあはれにて 色なき風とたれや言ひけむ
19
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行宮偏(仮之名)
真の闇 かたちなき場に いのちあり 呼吸神韻縹渺として
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