卯月のお気に入りの歌一覧
山本克夫
あなたなら散った桜の花びらをあつめて歌にするのでしょうね
26
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藍鼠
「なにもかもおとぎばなしにしてしまえ」「このたくさんのさよならのこと?」
6
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山本克夫
それからは桜の花が咲くように一瞬でまばゆいひかりでした
5
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紫苑
この空はどこまで続く昼凪も瓦礫もおほふ他人ごとのあを
14
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紫苑
増のごと笑まふをみなにあくがれぬ金色の眸ひとつ胸底に抱き
4
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紫苑
うつしよの枷とけるときあこがれは天翔るらむ諸国の天女
7
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あんて
人のない電車で今夜、月へ行く猫が呼んでももう帰らない
14
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鹿男あほでよし
ひとつずつ許してくたび、ひとつずつぼくの正義がこぼれ落ちてく。
16
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詠み人知らず
母という性別はないペディキュアの真紅で女という文字を書く
21
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(鈴木)
信じてる 僕の明日は晴れだって良純さんが言っていたから
1
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ことり
ゆっくりと世界が壊れてゆくように紅茶に溶けゆく夜の角砂糖
14
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たえなかすず
晩春は遅い青春 みずいろの雨に打たれて萎れたまんま
3
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風橋 平
蕾らは空の在処をうたがはず押しひろげたり白の桜を
43
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ほたる
去年より桜の色も儚くて故なき不安の花散らし雨
17
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銀ねず
線路上散り敷く花を舞ひあげて春の列車は過ぎゆかんとす
13
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山本克夫
揺れるたびわたしの内の日常がまた遠ざかるような夕暮れ
19
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Coo
「うれしいな」休校決まって二度寝する息子と地震が不安な私
6
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狭霧
つれづれを猫と過ごせば天窓にいつか夕月しのび覗きぬ
15
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風橋 平
グラウンド・ゼロがゼロから始まらずアルファベットの塔は遠巻く
11
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あんて
永遠を喪ってしまう人たちの涙が辿り着く遊園地
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