千草のお気に入りの歌一覧
へし切
静まらぬはやり病の苦しみの 花のさかりを如何でか楽しむ
18
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名鈴
交はらで 磯に隠るる 世捨て人 氷れる冬も 寂しさは無し
15
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滝川昌之
背負っては剛を制した三四郎 惜しまれつ散る桜の時季に
20
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灰色猫
逆風に出会ったことがきっかけで海を渡った花だってある
16
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武蔵野
コロナ渦の 夜桜を見に もう一度 今日も咲いてる 限りを感じ
6
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舞
ゆく夏を悼みて落ちる蝉ありてはや秋虫の弔いて鳴く
6
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詠み人知らず
地の果てのホテルで開く聖書には 誰を助ける意思があるのか
22
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もなca
くつろいだとき眠るとき日常の句読点にふとあらわれる人
18
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falcon
地を染むるなべてくれなゐ身にまとひ雲涌きのぼる遍照の海
15
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恣翁
涼風の夕べ告ぐるに 漕ぎ出せば 新秋の月 櫂を叩けり
34
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みなま
小魚の群れ跳ぶ朝の川面には世間と同じあまたのえんが
6
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みなま
月読かクピドの神か鬼なのか逢えぬ貴方に夜ごと焦がれる
5
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紫苑
くれなゐに頬をそめつつたまもかる芙蓉の花はゆふづきを恋ふ
12
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紫苑
ごゐさぎの哲学しけり川の面に跳ぬる魚らをすなどりもせず
21
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まぽりん
ひとすぢに頼みけるかな我ならで結びし紐の解かじものとは
27
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みなま
長電話 細い糸でも繋がった確かさはなし スマホ同士は
7
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葉月きらら☆
あんなにも夢中になった恋なのに不思議と時が消し去ってゆく
16
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まがね
神様が妥協をせずにひく図面それを世界に現す遺伝子
12
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もなca
そよりとも枝葉の揺れぬ炎天に果てることなく降る蝉しぐれ
19
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もなca
炎天に夏草を刈る音高く青いにおいの立ちこめる午後
16
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