コタローのお気に入りの歌一覧
源 漫
行く春の柳や花や衣脱げばまた来ん年の色絵のぞまむ
2
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源 漫
秋の灯をふと吹き消せば空寂になる静けさに酔ひて眠らむ
4
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源 漫
言霊の事を変ふるはなかりけり昔の近江を淡海と書くとも
3
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名鈴
将や君 この人波に 紛れむや 当て所無きまま 彷徨ひ求む
9
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名鈴
懐かしき 菓子の色色 思ひ出で 母を偲びて 味はひを似す
11
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夕夏
ひともしぜんのいちぶかととうたとてれっどりすとをつくるもしぜん
5
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夕夏
ひらひらとかしのはがまうぎんいろにしんりょくのなかろめんをたたき
4
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灰色猫
コロナにもコロナの叫びがあるだろう生きゆくことは淘汰との死闘
18
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舞
豊平の清し流れは花待ちて今目覚めんと北のはや春
12
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青き銀椀
月も又雲に隠れば明星もやがて隠るる西の空哉
13
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吉野 鮎
生れし兒の健やかなればその母のウィルス消ゆと初夏便り
14
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名鈴
すべからく 妹の夫 真面なるべし 我は愚かで 恋に徒なれど
9
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シン
透明な不安に負けてしまわないように構える不織布の盾
8
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夏深
これからの段取り頭巡らせり朝のあぜ道眺む水張田
9
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舞
虚ろなるまなこで眺むウイルスニュース心配させる父母ももう無く
11
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滝川昌之
襟くわえ逃げ出す子猫を巣に戻す母猫役が似合う都知事は
18
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滝川昌之
キャンパスの蒼き友らを纏うよにネモフィラ色のボタンダウンを
22
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松本直哉
だよねといへばせやなと答ふるきみありてかすみたなびくをちの山なみ
5
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松本直哉
みづからの重みにかしぐアネモネや姉も妹も卒業の春
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松本直哉
あかねさすむらさきいろの花の咲く庭に出づれば日暮れのおそき
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