詠み人知らずのお気に入りの歌一覧
夢士
裏庭に婆の手孫の手蕗の薹夕餉の膳に春の香を聞く
10
もっと見る
青き銀椀
雨降れば梅の花枝思はれて日がな篭らば心ゆくまで
13
もっと見る
松本直哉
なぜなやむものに光をあたへしかヨブ記読みつぐ夜半のしづもり
6
もっと見る
荒野のペンギン
菜の花も ひと花咲かせ たかったろうに 辛子醤油で 和えられるとは
11
もっと見る
横井 信
春を待つ夢見ごこちの枝先に冷たい雨のしずくがひかる
14
もっと見る
しげ
秒針と闇に怯える休日の酒の衝動抑えるコーラ
3
もっと見る
名鈴
異国の 神の御饌なりし 木の実をば 甘き菓子にし 君に届けむ
8
もっと見る
恣翁
薄寒さ残る日射しに 黒羽織 干潟の砂のごとく光れり
10
もっと見る
蔓葵
かすみしく三輪のやまもと思はずはのどけからまし春のあけぼの
10
もっと見る
蔓葵
有明の月もひとつにかすみゆくたれすみがまの春のあけぼの
8
もっと見る
蔓葵
昨日今日なほきさらぎと思へども衣手かろき春のあけぼの
9
もっと見る
千映
世の中になければ工夫する人の手作りマスクの動画が増える
8
もっと見る
falcon
白球はラインを越えてラブフォーティ、ここは頑張る君が見ている
4
もっと見る
幸子
ミニトマト一つひとつにバーコード貼ってありそな情報化社会
11
もっと見る
滝川昌之
厚底のシューズがあるから大丈夫メロスは友に誓うのだった
11
もっと見る
横井 信
水ぬるむ池に集まるカモの群れ気づけば増える水辺のみどり
12
もっと見る
夕夏
じえいたいなまえそもそもせいとうなぼうえいできるあかしじゃないの
4
もっと見る
名鈴
前の犬 いまだ手元で 供養して 仔勧めらるるが しばし飼ふまじ
12
もっと見る
青き銀椀
ボールペン使ひ切りしをそと置きて歌も休める今朝の霧雨
13
もっと見る
舞
三日月の光りは磨がれ冬の夜の白物凄き雪明かり照る
8
もっと見る
[1]
<<
262
|
263
|
264
|
265
|
266
|
267
|
268
|
269
|
270
|
271
|
272
>>
[670]