詠み人知らずのお気に入りの歌一覧
只野ハル
友は来ず一人で呑んだ二人分酔いに任せて戯れ歌を詠む
8
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つばす
春雨に濡れたタンポポ空に向き 俺に続けと春花誘う
2
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横井 信
いつの間に雨のあがったちっぽけな窓の外には春の夕焼け
10
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名鈴
神諭す 験を受けし 斎つ乙女 夢か現か 誰かは知らむ
10
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恣翁
東西に 覇橋を渡り 行く人を 送る柳の 雨に濡てり
11
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みっさん
春の日を夢見て植ゑしチューリップ彌生の空に蕾伸びゆく
5
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名鈴
英雄に もしを問ひても 敢へ無きが 有られぬ来し方 つらつら思ふ
10
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松本直哉
卒業のあくるひ髪を染めにゆくきみのひとみのかがやける春
3
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夕夏
くにどうししばらくさけよぴんぽんだまのようなころなのやりとりは
5
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ななかまど
朝はまた朝につながり三月の雨は内より若芽を延ばす
11
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蔓葵
道もなく散りかふ花とふるとしの雪ふみわけて春は来にけり
9
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舞
立ち呑みのコップにそそぐ燗酒の仄かな湯気にいち日を終え
9
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名鈴
筆ごとに 魂こめらるる 濃き色の 鮮やぐ鳥は 神さびて飛ぶ
8
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春一期
木蓮の赤紫が穩やかに我の心へ春を運びし
5
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青き銀椀
つつつつと道を横切るハクセキレイ脚をゆるめて少し止まれり
15
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斉藤沙魚
忘れてた君のうたが動脈の蛇口を壊してあふれだす春
11
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夕夏
けんさとてとうけいちょうさあんけーともくてきあわせちょうさひょうすり
5
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源 漫
夕日さすホームの鉄の欄の内なるふらここにすわる女子はドール抱き見て何か語らむ
2
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滝川昌之
雨後に立つ朝霧に浮く江の島はマチュピチュごとき天空の城
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横井 信
月に輪の薄くかかれりまだ続く暗きニュースのおぼろな夜風
9
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