滝川昌之のお気に入りの歌一覧
関山里桜
君が手にするりするりと梳かれいて短き髪の嬉しかりけり
10
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元親兄貴
雨の日も 子供の視線にゃ 金平糖 お空の雲は 綿あめに見え
6
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inosann
「日本を洗濯いたす」と言っている彼の世の竜馬か 秋の長雨
19
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蔓葵
はるばるとなに匂ふらむ藤袴きつつなれにし野辺にこそ咲け
8
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ふじこ
秋霜の軒に連なる菜の簾 津軽の風にやがて馴染まん
21
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ふじこ
軒先に菜を干す人の影は伸び 宵呼ぶ烏空を渡りて
22
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ふじこ
縁側に菜を並ばせて藁で組む 祖母を温める小春の日差し
20
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秋日好
無人駅 寂れた温泉 乗り換えの階段昇降 秋 日本海
20
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秋日好
名が絡むところ 押し売り 苦しそう みだりに威張る者は強面
10
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秋日好
諦めて身を引くものの絶え間ないモテ過ぎる好きな彼への囁き
12
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舞
雨の夜に秋ふる夜にポツポツと妻と語りぬ夏のことなど
12
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日置鳩子
土の香は死の深淵と気づくらん捻れねじれてアリストロメリア
20
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詠み人知らず
泣くなよと髪撫でし君の温もりに泣くより他に手だては無くて
22
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半格斎
すでに得む武器で二人の兄倒す 女 幼子嘘泣きの弾で
14
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とはと
ひび欠けて集め使役の指うさぎ覗く白身と茹でて脱ぐ房
6
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び わ
家内共 八十歳を 目の前に いたわりあいつ もときに無言
9
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秋日好
口にしてしまえば泡に消えるのか秋薔薇ゆれる嵐の庭に
19
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明星
川の音雨の降るおとずつとずつと誰も來ない日靜かに過ぎ行く
8
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詠み人知らず
焼かるると 思いもせずに 焔入る 蛾がごとく 吾は恋路に
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詠み人知らず
思い人 その横顔が愛しくて 見つめたいのに 途切れる視線
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