恣翁のお気に入りの歌一覧
詠み人知らず
ごく薄く香水まとう麗人に ついて行きたい日曜の午後
22
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大獏
菜の花と海の境に立ちすくむ 空からみれば点のような僕
12
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坂本雅則
焼いてよし酢でしめてよし煮てもよし我が好物の鯖に乾杯
6
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工藤吉生
先生が優雅にピアノにひじをつき「その演奏は気にいらないわ」
5
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善田真琴
春雨に瀬田の唐橋眺めつつ誰を待つらむ白傘の人
11
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善田真琴
淡海の湖面に銀の矢波立て季節外れの野分過ぎゆく
5
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善田真琴
波風を立てむと望む国あれば島買はざるを得ぬとこそ知れ
5
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善田真琴
字余りの下手な優しさ持て余し言葉足らずの心が凹む
6
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詠み人知らず
丸顏を歎くべからず それゆゑに 癒しの笑顏 佳き日來るから
5
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只野ハル
並んでるブリの切り身をスルーして目が合ったアラ買い塩を振る
9
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あき
あの庭であんたが摘んで差し出したぺんぺん草の音が今でも、
16
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風蘭
とんがった言葉のそばに生えてくる雨後の筍みたいな本音
27
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もなca
まだ君の指先も知らぬぬばたまの黒髪とかして碧き風ゆく
11
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市川ありさ
本心を見透かす君の眼差しよ今日は夕方から雨が降る
7
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薫智
一瞬で理性が白くきえてゆく何かこわれる音がしていた
10
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舞
佳き日には窓開け放ち陽を入れて名も知らぬ花妻と愛でつつ
14
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詠み人知らず
遮断機がきりんに見える今日この頃 これはやっぱり春なんだよな
21
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そらの珊瑚
本気かと問えばするっと逃げていき 遠くの空で春雷が鳴る
6
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笑能子
春眠と前置きしつつ惰眠する逃避と嗤う己も居るが
5
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木綿
お土産をくれたことより好物を覚えてくれたことが嬉しい
10
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