石川順一のお気に入りの歌一覧
灰色猫
きざはしで出会いふたたび別れしも亡くさず君はこの胸にある
24
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夕夏
しゃそうながれるけしきのようにふるさとのおもいながるるそうまとう
3
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夕夏
あくなきははるかかなたのきらめきをめざしゆめみるこうかいにっし
4
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KEN
狂う空智惠子の山へ沈み行く月も濁りし文月の夜道
8
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inosann
病院を手つなぎ出で行く老夫婦を涼みつ眺める順番待つ吾
21
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び わ
無事介護すませてほっと椅子にかけふわりとゆれるカーテンみつめ
9
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舞
望月に幾夜欠けたる弓張りの暮るるを待たぬ文月の月
6
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詠み人知らず
穴ぼこに落ちたようだよちっぽけでちっぽけじゃない星の丸みと
2
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詠み人知らず
姿こそ 女に見すれども 心柄 人には告げで ありわたるなれ
13
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詠み人知らず
星空は ロマンテイックと思えども 柄杓の形 作れぬ悲しさ
15
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詠み人知らず
糸の端に何も付けない風船が 指の隙間ゆ抜けるは易し
10
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詠み人知らず
手に入るも握り締めまい絡めまい 猶し手中に残らば本物
14
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詠み人知らず
残るとも臆病者はあるがまま 晒せもせずにただ辛かるべし
14
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工藤吉生
悲しみはリュックサックを背負うのか背負って昼の電車に乗るか
5
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中野美雄
海はらは轟きよせつ響動もしつ應へをもとむ如何に應へむ
6
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中野美雄
海原の響動めきを背中に松林 夕影さしてなくやかなかな
6
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このえ
彼方なるきみはいづくにあらむとか たれが涙かけふも流るる
9
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むらさか
しょうもなくおなかがすいたそんなとき100円あったら神社へ行こう!
3
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さへき さうじん
空梅雨と思はせながら豪雨降る 天の差配のあまりな仕打ち
11
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さえね
草の波にまぎれてしまうこともなく一輪咲けるしろき朝顔
9
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