KENのお気に入りの歌一覧
ひげじぃ
外はただ寒さ抱ふる歳晩の聖なる夜に手に手を温む
17
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葛城
冬空を迎え仰ぎて佇むはいっそ美し針葉樹の森
13
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名鈴
来る季を 共に過ぐすと 契りしに 別るる冬ぞ 心凄しき
18
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茂作
枕元 そつと教へる弟に サンタの正體 二人の祕密
16
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滝川昌之
俺の分チキン減らしてプレゼント盲導犬の余生に募金
15
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うすべに
里山によせる年の瀬 青竹を伐る音聞けばこころはなやぐ
11
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滝川昌之
来週は残務早めに片づけて歳の市など妻と歩こう
14
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茂作
二人だけ靜かな夕餉聞こへ來る ジングルベルは遠き思ひ出
14
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名鈴
露霜の 昼は消ゆれど 夜さりには また置きにけり 我が衣手に
20
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ひげじぃ
膝上の中折れ帽に指をそえ君待つ夜へバスは急ぎぬ
16
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さいおん
不相見者 侘而毛有乎 舎近 所見知毛 甚為便無
5
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紫草
眠剤に頼るひと夜をギヤマンの帆舟に揺られて海ばらを行く
12
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ななかまど
手と足の柔軟ためす寒き朝マリオネットの節おもいつつ
11
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御宿川蝉
もみの木に 飾りもなくて 夜も更けぬ 孫の聲無き 部屋の寒さよ
12
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横井 信
ひと歳の風を感じて早朝の痩せてく月を見上げて歩く
11
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青き銀椀
夜が明けてつづく思ひを厨にて立ち尽くしても汝を読むらむ
8
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舞
その昔惚れた女の匂いなど思い出させる冬の夜の月
10
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青き銀椀
待合の病院出でて散策す小雀や川の流るるを見つ
7
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うすべに
華やかな店のかたすみ控えめに 今日は主役と柚子がかがやく
13
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横井 信
年の瀬の駅で見上げる青空の消えゆく月へ鳩の羽ばたき
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