うたの一覧 (カテゴリー：全カテゴリー 並び替え：新着順)
|
|
-
音蔵 雅秀
国連も 俺が俺がのせめぎ合い 何も出来ない烏合の衆か
2
もっと見る
-
ＫＥＮ
秋風に うたかたの波 蕎麥の花 蝶は刳舟 潮路に迷ふ
11
もっと見る
-
舞
秋桜は 雨に打たれて ひと雫く 揺れて落として また雨をため
11
もっと見る
-
恣翁
雷雨去り 濡れたる砂に月明かり 爽やかな風渡る宵かな
16
もっと見る
-
び わ
今朝の庭あっと驚く彼岸花二本の茎に赤き蕾を
9
もっと見る
-
茂作
彼岸入り空に三つ四つ蜻蛉かな 秋のにほひの風に吹かれて
18
もっと見る
-
敦希
風孕むワイシャツの胸に蝶を飼う 気をつけてね この子咬むから
11
もっと見る
-
横井 信
雨が来る秋の涼しい風を連れ残暑の街に咲く曼珠沙華
14
もっと見る
-
萱斎院
あきぎりのよをへだてつるうぢ山の いほ打つ音は木の葉なりけり
8
もっと見る
-
うすべに
涼しさで夏をおいやる雨うけて はや舞い落ちる紅い葉桜
12
もっと見る
-
小春空
その人のその人自身の輝きの光るることのできる喜び
6
もっと見る
-
草木藍
忙しない日々を逃れてゆっくりと乗ってみたいなあの観覧車
12
もっと見る
-
睡密堂
シジミチョウ日傘の中をすり抜けて赤い信号機の上を飛ぶ
9
もっと見る
-
小林道憲
わが友の心の中の悲しみを 汲めずに話した一言を悔ゆ
8
もっと見る
-
痴光山
秋彼岸妹を送りて三十路増し孤なる刻字を指でなぞりぬ
9
もっと見る
-
滝川昌之
次の雨が秋の空気を呼ぶという予報士信じて止む蝉しぐれ
16
もっと見る
-
ななかまど
風見鶏いずこを向くか国連にゼレンスキーがシャツでのぞめば
13
もっと見る
-
葭堂
宣教師 神と一緒と のたもいながら 神社の石碑に 座るなボケ
3
もっと見る
-
トウジさん
荒草を抜くか抜かぬか叢雲に降るか降らぬかゼロゴゼロ鳴る
6
もっと見る
-
へし切
思い出は何時しかぼんやりセピア色 僕の頭の中の 消しゴム
14
もっと見る
