うたの一覧 (カテゴリー：全カテゴリー 並び替え：新着順)
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天野まどか
赤とんぼ追いゆく果ての水色の空に冷たく秋の風吹く
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仙人の弟子
土塀ある古いお屋敷売り物件昔日の華知る人ぞなき
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うすべに
稲刈りのにおいふくんで トラクタについてゆっくり歩むしらさぎ
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恵雪
熱き夜にこぞりて歌ふ秋虫は夏の終はりを如何に知らむや
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海野 冬雪
週末はマンマに会うとか伊の息子 年に２度会う日本の家族
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滝川昌之
満たぬ月畔の芒の穂は堅くどちらが先に笑んでくれるか
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茶色
完全に暮れてない空残る雲キミだけじゃないと照らす三日月
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詠み人知らず
一年の無精を墨のせいにして苦月九日無花果を煮る
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痴光山
秋めくも冷めぬ日盛りつくつくの 息つく間を 占むる虫の音
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茶色
背伸びして合わせていたのあの頃は高い空見て浮かぶ青い恋
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ガビー
屋上よ覚えているか 南国に降った大雪 俺の骨折
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ななかまど
新涼や日なかの暑さ居座りて米を求めて歩くは難し
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へし切
似るものだ親父は雇用の非正規を息子は解雇の助長を叫ぶ
10
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Aquarius
いきなりの予定変更立ち尽くす一つに三つ意味を持たせて
1
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Aquarius
効率を求め暮らしと連係し様々な意味を捨てられない
1
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天野まどか
様々な家族が点すともしびを静かに映す秋のマンション
5
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天野まどか
日に焼けた子供が海にさよならと大きく手を振り夏も過ぎゆく
2
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秋日好
入滅の庭とモダンな石庭と青もみじ下に隠し持ち居て
5
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只野ハル
町医者の折れてないよに安心も実は折れてた左手中指
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只野ハル
酔い覚ましシャワーの滴そのままにフローリングに大の字になる
2
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