うたの一覧 (カテゴリー：全カテゴリー 並び替え：新着順)
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痴光山
秋彼岸に残暑や垣のいぶきより 小蜥蜴も観る今朝の雲行き
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茶色
懐かしき人と語らうひとときを車窓に浮かべ家路に向かう
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茶色
道端にキバナコスモス風にゆれ写真収める散歩の途中
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松本直哉
大切なものこそ目にはさやかなれこの目この肩このふくらはぎ
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兎桃
石鳥居くぐれるはただ秋の風子等の遊びし昔懐かし
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草木藍
少しずつ遅れる日の出刻々と移ろう色や朝焼けの空
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恵雪
頭垂れ刈り取り待てる稲穂波 祝ふて赤き曼殊沙華かな
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へし切
おたがいに肌寄せ合えば夢のなか恋路に迷ふ人は愛しい
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Aquarius
選択の深い動機を聞かれても自己の無意識意識できない
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継海
秋空も良いものだねと積乱の雲賑わって彼岸花咲く
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舞
潮騒は変わらぬままにハマナスは朽ちて記憶に色のみ遺して
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西手心黒
秋分に押入れの棚片付けし忘れて久し唐草茶碗
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西手心黒
ようやくの出番と相成り秋刀魚皿織部の笹に一尾しろがね
5
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び わ
はいアイス家内差し入れ秋風にアイスの風味一段と冴え
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西手心黒
謝れば「兵器だよ」との返しあり誤字と知れども帰宅の足重
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茂作
誰が植ゑしものか知らねど墓跡に 秋櫻咲けり靜かに咲けり
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アユタヤ
貴方は予測変換にいないけど脳裏に留まる台風５号
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音蔵 雅秀
ハンガーを千切らんほどに風荒ぶ 面会の時 近づきおるに
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音蔵 雅秀
話しかけ頭撫でれば狂喜する 散歩面会玉響の時
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音蔵 雅秀
眼を凝らし砕石敷地見つめれば そこにも生あり 蟻忙しげ
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