うたの一覧 (カテゴリー：全カテゴリー 並び替え：新着順)
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宇津之宮
餌を待つ 人に馴れたる 野良猫の 假寢の落ち葉 風に飛ばさるる
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京都次郎
こな雪が ふわりふわりと 降り積もる 明日の朝には こおり雪かな
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京都次郎
白い息 気づけば外は 雪の舞い きみがみるのは はじめてだったね
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車男
冬枯れの梢に揺れるもみじ葉を柔らかき陽が射して労う
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あちゃ
伝わりし熱き思いに風邪ひきてふらふらふらとうたのわを読む
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なる
ことさらに老いを語る母親に しつかりしてよと 喉まで出かける
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京都次郎
いつの日も またとない場所 支えてる 見えないあなたに 感謝のことば
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京都次郎
手をこすり 木の香漂う カウンター 座りてすする 味噌汁うまし
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きやし
下校時間私はひとり靴を履く ーー木の葉まとった 風と帰るの
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きやし
午後八時 二人わけあう イヤフォンは 君へとつづく 愛が流れる
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星子
まるごとの白菜抱きて帰路につけば家に着くころ情も芽生えん
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山本克夫
昨日できた膝のかさぶたの愛しさとせつなさに涼子と名をつけて
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山本克夫
日に日に硬くなってゆく膝のかさぶた涼子のなにげない心強さと
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山本克夫
夜明けまえあやまちはおそれずに膝のかさぶた涼子とわかれる
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宇津之宮
近頃は つとに見かけぬ 霜燒け子 あの痛痒さ 今は懷かしき
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紅団扇
井戸水が 枯れるがごとく 歌が出ず この苦しみは渇きにも似て
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芯平
居心地の 悪さを時に 感じても 今いるここが 僕の世界だ
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京都次郎
僕のうた きみが感じた 親しみを 僕も感じた 君のうたから
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詠み人知らず
よるにひそむ 見えないねこをさがしにいく 深夜は廃墟 手は離さない
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宇津之宮
幼き日 乗ることじたい 夢だった さらばゼロ系 夢の超特急
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