うたの一覧 (カテゴリー：全カテゴリー 並び替え：新着順)
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板じい
風立ちぬ 羽振きし跡に 白き花 くくる波間に さざれ消えせぬ
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東大寺
夕暮れの 雨の小粒は 銀の色 涙のように キラリキラリと
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やじまっく
生きているだけで褒められたいときに筋肉少女帯は優しい
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紫苑
おほきみの年の瀬生まれ惡からず下つ民草いざ大掃除
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車男
テレビにてカサンドラクロスの映画観ゆ わがゲットーは遙かにましか
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車男
十五年このぬるま湯に漬かりいて自立をいうは悪法のみか
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由良
真夜中にふと目覚めれば手の中に着信ランプの灯ったケータイ
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東大寺
休日の 朝からセックス したくなり メールで呼び出す 不倫人妻
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音波
冬型の気圧配置も弱まってグローランプが死んでゆく夜
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南 葦太
僕は僕で僕の勝手な夢想だけ 君は君で君の都合だけ
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南 葦太
そのままじゃだめだと叱ってくれるひと だけどその手は離さないひと
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東大寺
西陣の たすきをつなぐ 若人の 都大路に 熱き闘い
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やじまっく
遅刻してしまいそうってあわてない僕を軽蔑しないでアリス
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やじまっく
夢のない夢しか語れない僕のアリスの顔が大人びている
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やじまっく
きみは目に見える愛だと口走るほど酔っているふりをしていた
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詠み人知らず
今日冬至昔は暦の始まりと暗い過去から明るい未来に
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詠み人知らず
左指しびれてレントゲンを撮る結局お年のせいにされてる
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詠み人知らず
ブックオフ話題の本も出てるかとふらり立ち寄る土曜日の午後
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詠み人知らず
猫目月に胸突き刺してひとすじの血 鎮まれ心臓 朝はまだ遠い
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桧月
死にたいが寝言になってきた頃に 行くんだ海に還るつもりで
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