うたの一覧
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紅団扇
白銀の 世界にたった一つだけ 僕の心を 暖める窓
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緒方まゆ
冬の終わりに降る冷たい雨は雪にもみぞれにもなれない半端もの
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詠み人知らず
昼過ぎに熱出てきたと父が言う春先の風邪心配になる
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宇津つよし
神様へウマいコーヒー飲んでくれ俺の生きざま角砂糖だぜ
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詠み人知らず
まだ春と言えないけれど卒業の日が近づいたと子どもらが言う
2
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波江究一
道にふと踏みたるものに氣がつけば頭上注意の看板あはれ
1
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さろめ
ふざけんな派遣契約使ひ捨て まともな雇傭願ひ叶はず
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さろめ
國民の 税金使つた 政策は全くもつて 民を思はず
2
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志慧
真空にま白く燃える太陽のようにあたしも泣いちゃいたくて
1
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志慧
暗闇にたえず微かな音をして ひとりじゃない と言う冷蔵庫
10
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葉桜
最期まで面倒見るのがマナーです 犬 猫 小鳥 ウサギにわたし
10
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芯平
きみ宛のすてきな手紙おくります返信用の封筒いれて
2
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芯平
難しい やさしさってなんだろう 何かをしたり しなかったり
4
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芯平
はじっことはじっこの人うたいだし小麦粉こねてドーナツ工場
1
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芯平
真夜中の祈りはきっと風になりクジラのくしゃみ呼び起こすでしょう
1
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るち
恋人の訃報を聞いた道化師が厚い化粧で戯けて笑う
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佐千加
豆電球 着けつ消しつつ僕達は闇夜と朝焼け通り過ぎてた
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田中ましろ
空架かる虹のふもとを探してた ガス欠のバイク押す帰り道
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笑能子
白葱の見事見事に肥えいたる春まだ浅き薬膳として
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佐千加
そっと髪なでられた気して目が醒めて居るはずのない君を探す
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