うたの一覧 (カテゴリー：全カテゴリー 並び替え：新着順)
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文月郁葉
陽の沈む空はあっけらかんとしてどこまでも染みわたるなきごえ
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瀬波麻人
今ここの幸せにもどっておいで俺が変わらぬ道しるべとなる
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水鳥
男の人は目を閉じているようで実は薄目をいつも開けていた
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雲のジュウザ
鏑矢が 笛の音立てて 行く先へ 届けよ届け 我が師の元へ
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只野ハル
不要かつ 不急な事に 囚われる 明日の事など 疾うに忘れる
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どるちぇ
太陽とボサノヴァはきっと仲良し隔てる窓を開けてとせがむ
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霜月師走
君と手を繋いで渡る交差点椎名林檎の唄のように
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詠み人知らず
目を腫らし不妊治療に通ひをり 実なき花とて尊きものを
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仁 呼
善哉に 歳神樣のお鏡を 開きゐただく まこと善き哉
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くずは
逃げたいと思うけれど 逃げちゃ駄目 だって逃げたら 勝てぬから
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８月２４日生まれ
人一人 死んでも世界は変わらない 人の悲しみ気にも留めずに
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仁 呼
華ころも 蕾のまさに 咲きそろふ 帶の錦に 袖に笑顏に
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浅草大将
白波のよるにあふみの女男千鳥今日は粟津のうらみにぞなく
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浅草大将
おし照るや月さへ凍る難波江の葦間に舟の行くかたもなし
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芯平
深海に沈みたい沈む沈んだら回転ずしで見た魚いた
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芯平
リンゴの木が見える丘で待ち合わせ夜でもサングラス着用のこと
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由良
夕陽とは反対側の帰り道急ぐ私を見守る夕陽
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由良
窮屈なくらいの布団の中この距離感が今はうれしい
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東大寺
雪雲は 東に流れ 山寒し 椿は真っ赤に 抹茶が美味い
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詠み人知らず
何をする 何したいのか わからずに ただ時間だけ 確実に過ぎ
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