うたの一覧 (カテゴリー：全カテゴリー 並び替え：新着順)
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詠み人知らず
この春が連れ去った人 善き人で 吾も願わば 春に散りたい
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詠み人知らず
独り言 返信不要 なるほどね ハナシタイコトアリと翻訳
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おぢ丸
無理難題告げる電話にささくれた時こそ志ん生われ「ちこんきの犬」
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おぢ丸
いさぎよく冬脱ぎ捨てる少女たち春より先に花色となる
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はづき生
ゆふぐれのオフィス部長の椅子の上「やってらんねぇや」と踊る熟年
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はづき生
そっとしておいてほしいと彼は言いわたしをクール便で送った
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篠原
絶望に 今まで何度 呑まれても此処にこうして 生きている事
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波江究一
祝ひだよと連れられて來し部屋の中今更わづらはしい借り袴
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波江究一
出會系にて去年知るその姿今朝見れば犬を連れた奧さん
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凍
若き日の写真ながめて父と母 みてごらんこれがパンタロンだよ
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山本克夫
叶わなかった彼の春の日を偲び佐世保バーガー食べに出かける
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山本克夫
本当はまじめな人でよい人でと語る手摺のまえきちんと揃えた靴
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凍
我知らぬ写真に母の歴史あり 黄緑色のパンタロンかな
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山本克夫
遠景に雪をいだいた富士山がみえるアフリカではない国の生まれ
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向日葵
春先に 君が手にするシャツの色 私は知りうる 手立てもなくて
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タイベリアス
ひらひらと手の平にのせひとひらの言の葉束ね叙情を重ね
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公子
別れまた出会いの廻る三月と四月は心宥めつついく
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さる
わがあつき思ひの文をしたためて 書いては破り こころ乱らるる
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波江究一
辛夷散りかかる墓邊は沈丁の香たち踏みてぬかづく犬ふぐりの花
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宇津つよし
悲しいよとってもやりきれないって 髭は毎日剃って外出る
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