うたの一覧 (カテゴリー：全カテゴリー 並び替え：新着順)
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ほたる
トパーズ色のグラスの海に溶けながら宝石となるわたしの氷
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綿花
度のきつい君の眼鏡をかけてみる互いに嘘を見抜けないよに
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のびのび
藤色のパジャマが見つけられないと夫から病室に届く紫
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のびのび
意図はないことは解っているのでもいいんじゃないのじゃ傷ついちゃうよ
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詠み人知らず
人の詠む恋歌に泣く いつから私 そんな欲張りになったの
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ほたる
夜深くたった一言「好きだよ」の文字 我の心の色は薔薇色
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公子
オトコには黙って友と行くランチ三千円を自腹で払う
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椿
いくらでも飲もうと思う夜なのに適度に止まる酒のたしかさ
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公子
スカーフの右と左のバランスを気にしつつ会う久々の友
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ほたる
卑しめる言葉自分に吐きながら それでも愛す自分自身を
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赤橙黄緑
ごめんなさい。まえにけんかで謝って また同じことしてごめんなさい。
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ほたる
雨音と小鳥の声とピアノとを ゆるゆる混ぜるお薬のような曲
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浅草大将
海込むる霧のかなたにつゆ知らぬ千島桜の今し咲けるや
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詠み人知らず
もう輸血出来ませんよと念押され それでもいいとプラセンタ射つ
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白亜
君がくれた思い出は種として胸にしまい 芽を出すのを待ちましょう
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リンダ
甲と乙など知らなくて辞書には躁と鬱ならふんだんにいる
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リンダ
天王寺でしみじみ駅を見わたせば縦に並んだ電球にあう
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リンダ
また独り繰り返しては元の位置、居心地のいい椅子を買わねば
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螢子
言い訳は立場が違うの一言だった貴方の大事なのは世間体
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螢子
ストーカーになりそうな自分が怖いからうたに想いをこめて発散
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