うたの一覧 (カテゴリー：全カテゴリー 並び替え：新着順)
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まき
祖母折りし折り鶴の群れざわざわと蠢き我の罪を問ふらむ
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まき
かなしみが重くて僕は沈みます君の知らない海に。サヨナラ
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まき
水中にいるから涙が見えないの？わたしさびしい さびしい さびしい
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まき
ツンとした空気が満ちるこの部屋にいないこいびと指切りの痕
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笑能子
壮んなる椛の枝を撫でつつも境界線を気にかけている
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竹本未來
秋晴れの桜紅葉が眩しくて澄んだ光に敬礼する子
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竹本未來
ときどきは思い出して欲しいのです空がまだ終わってないことを
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ケンイチ
幾千の欠片と散りぬ秒針の音に重ねたロンドンブリッジ
7
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ケンイチ
ひとつずつ今年最後の何々と 発ちたる街は星くずになり
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谷川めぐむ
今日という日はもう終わりです 寝ます 目が覚めてまた今日です つづく
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向日葵
「淋しい」を終わらせたくて独りより二人を選んだくせに淋しい
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向日葵
心ではまだ抜殻を抱えてる飛び発った君見失っても
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椿
あしあとをいくつ踏んだかわからない捺してください数字のかたちで
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浅草大将
ひとり月見を月から見られうれし恥づかし雲隠れ
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まるたまる
お風呂場で涙出せずに吐き出したエクソプラズマ身体が軽い
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８月２４日生まれ
手に入れた大事なものを傷つけて 後悔してはまた繰り返す
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詠み人知らず
キャンドルの影にゆったり撫でられてあたしたち今、溶けゆくバニラ
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串野
てのひらの軽い希望は燃え尽きて心臓型の灰皿満たす
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四季野 遊
麗しの君と思えば玉蓮を真綿に結び臥して添いたし
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四季野 遊
木漏れ日に質量あらば折取ってうぶな未練に切り付けたいと
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