うたの一覧 (カテゴリー：全カテゴリー 並び替え：新着順)
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居る子
息吐いて宙にまいつつ手を触れた聖なる夜に一瞬の恋
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まるたまる
突然の竹内まりやに込み上げる遠い昔に追いかけた夢
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山桃
ムクの実にさえずり集ふシジュウカラモズヒヨドリら我は黙さむ
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やながわ亜弥。
ありがとう。ごめんねクマはもうやめてワタシもわたしで生きて行くんだ
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さる
歳末をかざる電飾 木にとりて迷惑となる こころ痛むも
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まき
鯨より大きい孤独を抱えては海の底にて泡を吐いてる
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水葉
月師走昼も夜もと走るるにせめて守りの石ぞ贈らん
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水葉
道迷い心乱るる事あらば常の夜空の星ぞみるらん
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たんぽぽすずめ。
もう駄目と思えばそこで終わるから雑踏で身を濯ぐごと行く
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水葉
旅人の無事を願いて送りたる夜のしじまに相見えんと
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山桃
花ならぬ身には主となれなくて木の下蔭より落ちゆくヤスデ
3
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山本克夫
さかみちを下る速さで先生も追い越してゆく冬の自転車
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光源氏
身をまかす惑ひの舟の道しるべかくれなき世に髮はみだるる
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光源氏
明け暮れの時は儚く過ぎゆきて名殘りの月の深きしじまよ
11
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光源氏
とどめ置く定めもいづれゆらきたり身は流れ果て闇に消えゆく
7
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光源氏
つかのまの夢を見ゆともむなしけり浮き世の闇に隱る月影
11
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山桃
泥錆びし木ネジの山探検せば ほどけゆくヤスデ冬ごもり失敗
1
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光源氏
風ふけば落つる泪か櫻花殘す契りにただ立ち濡れし
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車男
瀬戸の海飛び越えて来しテレビには赤穂浪士が常に映りぬ
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紫苑
粗相せし猫を叱れず この子らと親をおくりて老いてゆくのか
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