うたの一覧 (カテゴリー：全カテゴリー 並び替え：新着順)
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リンダ
汚れとは気付かなかった錆びだらけ齢を重ね素直になれぬ
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阿房奈児
手のひらに 刻み込まれた 体温と 君の匂いを 日々再生す
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リンダ
振り出しに戻って進めどサイコロは君との距離を離してばかり
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只野ハル
接点に付着した汚れを除去しないと電流は流れないんだ
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リンダ
接点が微妙にずれてすれ違う曲がってみれば出会うのかしら
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リンダ
刺すような光りを放つ満月に向き合う想い抱いて眠る
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詠み人知らず
新雪にぽたりぽたりと紅椿 きみの血潮は忠に散りゆく
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只野ハル
父さん大丈夫が倒産に聴こえた親爺が社長の町工場
1
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只野ハル
あるだけましのボーナスは払えるだけましのローン返済となり
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只野ハル
収入が減少し無い袖振れる筈なく安物を買うデフレ
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詠人不知
日溜りも 街をゆき交ふ ひとびとも 落ち着くやうな 冬、昼下がり
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まき
君ならば作り話でかまわない楽しい嘘で笑わせてくれ
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まき
わたくしはあなたの夢の中のひと現実などにはきっとなれない
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まき
年を取り少しは強くなったのに傷つく痛みは変わらないまま
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螢子
帰路につく東の空に一番星月は何処や山の上にをり
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市川ありさ
今までの全てが私なのだから焦らず深く息を吸いこむ
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ケンイチ
寒風に黙する街を冒す雪 この白さこそ禊なりしか
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市川ありさ
いつもより強く結んだ靴ひもを解くがごとき君の口づけ
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市川ありさ
君がいう星座の位置を探してる凍てつく雨のふる十二月
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千紘
何事も無いといいつつなにごともなき幸せを感じる暮れ
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