うたの一覧 (カテゴリー：全カテゴリー 並び替え：新着順)
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山本克夫
ひかりある球体の表面にちまちまと小さな虫がいるのでした
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山本克夫
優しさは闇に包まれて地底湖の中でうまれてはしんでゆく魚
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山本克夫
明日、天候が許すなら見上げるようなオペラ座の階段をのぼる
1
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山本克夫
真っ白い壁にもたれ掛かって、明日とか、未来とか、永遠とか
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光源氏
さきそむる花の心の色ならで人の命を思はましかは
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光源氏
うつろへど心にかかる月明かり夕顏匂ふ黄泉のうは風
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光源氏
かきくもる憂き世の闇のうつせみの下風わたる夏の山里
8
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光源氏
はてもなく心の道はかすむめり手向けの花の露のしらたま
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たんぽぽすずめ。
雨のちの道に日が降る眩しさで微笑む猫のような人々
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光源氏
ゆくすゑに心まどはす長き夜の明石の月に袖濡らすらむ
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じゆん
靴をはく ビニール傘をふと見れば昨日の雨がまだ残ってる
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ことり
色づきし南京櫨のかたわらを風傷の翅の蝶が飛びゆく
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ことり
悲しいと言いて無限に引き出せばティッシュはかくもさみしき軽さ
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ことり
どの窓も夜に向き合う 直情の拙き恋を笑っていたり
7
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ことり
いずれは風になるのだろうか藤色の夜明けの空を飛ぶ鳥たちも
7
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詠人不知
「ウソをつく、それが私の生きる道！」 ワタシのことに「ホントウ」は無い
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詠人不知
血があつい鉄道ならば この僕は君だけのために走りぬけよう
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ことり
追憶はいちまいの素描もうなにか遅すぎる日の珈琲カップ
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詩月恵
くんくんと雪の匂いをたどる朝きっと貴方に会えますように
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山桃
つくよみは守り神として沢の辺に迷ひつ寝むる我を照らしけり
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