うたの一覧 (カテゴリー：全カテゴリー 並び替え：新着順)
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くりん
雑踏に踏み砕かれし銀杏葉が描く歩道の天の川
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茶色
好きになるひとは必ず相手いて告げれず終わる恋の落日
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へし切
いるんだよ 幼き頃はサンタさん 祈れば何でも叶えてくれて
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伴 更紗
逃げるなら掴んで引きずり倒すまでチャンスの女神の前髪でさえ
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中康
墓前立つ 私はここに 居ませんと言われて周り 探す白とり
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中康
医者嫌い 翁怒るは 愛情と勘違い妻 そそ送り出し
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トウジさん
もう慣れただろ自分が自分に言っている君のいないクリスマスイブ
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玖
妻ホームへ一人にも慣れ日課表掃除洗濯炊事入湯
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舞
居酒屋のトイレに掛かる一行が俺を突き刺す「だって人間だもん」
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舞
母もまた手袋外し「手つなぐ」と伸ばすもみじ手そっと包みて
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舞
小さ子が 母見上げては 「手つなぐ」と 手袋外し 伸ばすもみじ手
4
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彫出 画
わずかでも穏やかな心持ちたいと思いをこめてヘッセを読む日
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び わ
参加する皆の気持ちを理解して吾も輪の中今年の話題
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異常者
涙出る吐き気と胃痛と頭痛するオーバードゥース眠るためだけ
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異常者
いま一番ほしいモノなど下さい、な精神病の障害者手帳
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茂作
おほらかにこの都邊の下總の 夕日の雲にもゆる大寺
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夕夏
としかさねときのはやさがいやましぬうちゅうのはてにすいよせられて
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夕夏
むきめいのみそひともじももじづかいことばのあやにこせいがあらわ
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天野まどか
寂しさは吾のふるさと木枯らしの音聞きねんねんころりと眠る
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天野まどか
骨折れて歪んだ形の襤褸傘を雨が晴れてもまださしている
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