うたの一覧 (カテゴリー：全カテゴリー 並び替え：新着順)
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横井 信
煙突の湯気はそろりと立ちあがり駅のホームの朝の青空
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継海
初競りや御祝儀価格射止めたり知ってか知らでか祝盃の中
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うぶむ
雨粒が町行く傘に拍手するきみの空から寄り添うように
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わかばみち
このピザは手作りなんだ出来合いの生地にどんどん具を乗せゆく子
8
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恣翁
辿りたる腸にさへ 七草の粥こそ 春を煽りぬべけれ
8
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うすべに
起きなよと雨戸揺らせる風の音 七草がゆにあたたまる朝
9
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痴光山
年が明け早や七日目の日の落ちて 輪飾り収め明日は日常
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灰色猫
手を引いて未知なる世界に出会わせてくれたあなたのあたたかな手
8
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ななかまど
若草のにおう汁椀ありがたく健やかなれと初春の膳
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異常者
おとずれし夜想曲など手をとりて強き感傷とよもすふたり
3
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異常者
小学校二年で書いた童話など優れていたのに随分堕ちた
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つばす
六甲の颪に吹かれた奴凧 くるくる回いて所在なさげ
2
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異常者
許せないモノ多すぎるその中で一番非道い自分自身は
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異常者
アニメみて心なぐさめ横になる生きづらいなぁ何も書けない
2
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異常者
欲しかった薬を失くした絶望とかかってしまった薬価がつらい
2
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へし切
せり、なずな ごぎょうはこべらほとけのざ すずなすずしろ 春をいただく
9
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わかばみち
語るとはかくもきらきらしているか絵本のこと話す座談会
7
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茂作
木枯らしの吹きあつめたる落葉かな やがては歸る土のふるさと
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舞
七草の 春待つ緑 早蕨は み山深雪に 静か寝るとも
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中康
山寺で 息も凍みいる 岩肌に吹雪吹きつけ 松が佇む
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