うたの一覧 (カテゴリー：自然 並び替え：新着順)
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樟明子
お茶の木の手入れをすれば不思議感山の物の怪電氣柵とは
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弥栄成就
もう待てぬ 夏を催促 蝉時雨 悲鳴の叫び 我も一緒に
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みっさん
梅雨明けずも夾竹桃や百日紅ねむの花咲き夏来たるらし
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青き銀椀
月だけが白く光る夜と見てをればふらふらと上りゆく小蠅照る
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青き銀椀
夕陽差して雲海を地より見上ぐればさも光陰の世の憂きの色
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うすべに
ごぶさたの友だちみたい 雨やんで 薄紙透かす上弦の月
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トウジさん
梅雨明けし 小窓射りぬく 夕の陽は 夏物語の プロローグ
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はつなつの
ツツジ花蜜吸ふ蜂のとまりしに長き雌蕊のおほきく撓めり
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灰色猫
梅雨明けか明けぬか分らぬ太陽に喜ぶように鳴く蝉の声
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灰色猫
流星のかけらのピアス光らせて葉月の風を今日も待ってる
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灰色猫
でたらめに創造された僕たちはなんて可愛い生き物だろう
10
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灰色猫
爽やかな消臭剤から悲しげな壊れる森の香りがします
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夕夏
ようすみのひがいすくなとなにもせんせんごにいたるかていのようだ
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夕夏
とりあーじゆいいつでぬがいらいごきんくなんだねころなかにては
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夕夏
くにとしてできることはありませんとはっきりいっておねがいします
1
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夕夏
しえんさくさくげんししゅつやぶにらみやってますいうかんじがこわい
2
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夕夏
きつねのかみそりきょねんにつづきさくたえたしぜんのひめたちからか
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名鈴
降る雨の いとど増さりて 荒らなる 屋を毀つもや 幾夜も怯ゆ
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青き銀椀
梅雨の夜は更けてゆきけり月の辺りに雲の流れの西へありしも
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白瀬
エアコンの雨漏り受ける音は時間とともに丸みを帯びゆく
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