うたの一覧 (カテゴリー：全カテゴリー 並び替え：新着順)
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只野ハル
猛暑日も続けばやがて飽きがくるアラート見つつジェラート食す
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天野まどか
川面には片方だけの靴が浮き帰りたいよと泣き声がする
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天野まどか
昼からの雨は夕方降り終えて舗道に赤く映える残照
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薫大将
炎天に龍雲満ちて降る雨に濡れる赤紫蘇畑もゆれる
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只野ハル
ハリスの旋風を吹かせても良いんじゃね？と古いトランプよりは良くね？と
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只野ハル
棒アイス当たった駄菓子屋今はなく当たりの文字の褪せるを見る午後
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只野ハル
安酒やけ酒やさぐれてやってらんないやめられるのならやめてみたい
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兎桃
有峰に流れ堰たる湖水あり雪解けの水豊かに湛ゆ
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痴光山
蛍飛ぶとふ小流歩むも闇のまま 背に押し寄せる水田の蛙聲
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滝川昌之
宝箱にしまってあった当たり棒アイスを買った駄菓子屋もなく
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ななかまど
さまざまの思惑もちて分断のみぞ深くなる米国の今
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Aquarius
チョコプラの長田弘道森渉坂下る子も強く儚い
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詠み人知らず
あおる酒 花ちるときは すぎれども 盃に浮く 花になれたら
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へし切
何をする訳ではなくて日は暮れて日がな一日ただぼんやりと
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継海
快音が響けどゼロが並ぶ板急いた蜻蛉が映り込む夏
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音蔵 雅秀
泣けぬ子が 涙滲ませ声上げて 限りを尽くし 訴えてくる
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音蔵 雅秀
照りつける陽射しの中に動くもの トンボ舞いおり数匹群れて
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音蔵 雅秀
砕石を破り芽吹きし勇草は 暑さに負けず いまも根を張る
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音蔵 雅秀
ザワザワと栗の葉揺するに風抜けず 建物沿いに干し物揺らす
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音蔵 雅秀
長きかな 週に一度の逢瀬の日 僅か七日が一月のごと
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