うたの一覧 (カテゴリー：全カテゴリー 並び替え：新着順)
|
|
-
つちだゆういち
三つ編みの年下上司 髪ほどき仕事帰りに部下とデート
10
もっと見る
-
青き銀椀
いろどりも非喜こもごもも花のうちに染めぬく白は馬酔木の花に
11
もっと見る
-
萱斎院
いかにせむ 名残の春とかすむ月 花散る宵にとまるわが身を
9
もっと見る
-
うすべに
山風に 低いどよめき見まわせば 花見る人のおだやかな顔
12
もっと見る
-
灰色猫
潔く散りゆく桜の儚さに死にゆくことの美しさを知る
25
もっと見る
-
サルトル
帰り道不意に夜空を見上げると弥生の月が丸く微笑む
8
もっと見る
-
幸子
ながらへて働く時代おそるるも動かずいられぬ刺激にも満ち
15
もっと見る
-
可不可
アタシよりワタシと言ふべき時もある ワタクシと言ふべき時も来る
10
もっと見る
-
ななかまど
若冲の絵のようなる犬のいて尾の振れるは画家の目となる
7
もっと見る
-
滝川昌之
「友情」の進入禁止を描くだろう獣医学部にバンクシーなら
19
もっと見る
-
デラモルテ
平成も令和も同じ春なれば老いの春にぞ負へりけるらむ
3
もっと見る
-
西村 由佳里
目印は高層マンション立ちこぎで橋を渡って道路を渡って
3
もっと見る
-
デラモルテ
平成の最期の望月惜しみけり令和の月を待ち望みつつ
6
もっと見る
-
コタロー
穩やかな池に向かつて瞳閉ぢ聞こえてくるは噴水の音
14
もっと見る
-
コタロー
落花するスローモーションはらはらと行き交ふ人の身體に掛かる
9
もっと見る
-
コタロー
チューリップ眞紅の色の可愛いらし哺育園より子供が笑ふ
7
もっと見る
-
コタロー
移りゆく河津櫻は葉櫻へランドセルの子青空へ翔ぶ
5
もっと見る
-
コタロー
枝垂れたる櫻の花が吾の顏へ薄紅色の香りを運ぶ
12
もっと見る
-
つゆふみ
あの春に終はつたはずの默示録僕は置いてけ 太陽の馬
4
もっと見る
-
恣翁
ふるへつつ 固く閉ぢたる蕾にし 今宵くちづけ 囁く「ジュテーム」
19
もっと見る
