うたの一覧 (カテゴリー：全カテゴリー 並び替え：新着順)
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うすべに
軒端から祇園ばやしの鐘の音に 負けじとうたうたなばたの歌
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西手心黒
千円で涼みに行かんパチンコ屋スーパー銭湯の休憩所に似て
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西手心黒
連日の寝汗で覚める熱帯夜酒止め麦茶は脱水案じて
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滝川昌之
俺のヒゲ手なずけている蒸しタオル床屋の親父に刈らせるために
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ななかまど
茄子ピーマン若い時には苦手でも還暦越せば常備菜なり
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痴光山
散策のいつもの「道の農家」にて 「絹さや百円」で絶品サラダ
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あけぼの
ほしがもとねりさまよふや我が心たそむすばなむうきくさの身を
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恵雪
遠距離の八年 織女牽牛に我が身重ねし 今は昔
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トウジさん
顰め面のぞき込んでケ セラ、セラ君の魔法はよくきいたっけ
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音蔵 雅秀
淋しさを逃れて夢を駆け巡る 笑いこぼるる愛し子の顔
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音蔵 雅秀
低空でバッタ滑空 稲田道 梅雨の申し子 雨蛙ピョン
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へし切
年古れば欲も少なし天の川 笹に願ふも叶わぬ夢と
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音蔵 雅秀
買い物の行きと帰りに 歌浮かぶ 帰りつく間に雲消霧散
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音蔵 雅秀
寄らば切る 道に被さり ゆらゆらと ススキの長葉 穂の出る前の
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音蔵 雅秀
天の川 今宵は時雨ず晴れやかか 年に一度の逢瀬なりせば
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トウジさん
恵まれぬことに泣いてた君だった君さへいればそれでよかった
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天野まどか
雷鳴は怒りのごとく木霊して独り慎み頭を垂れて居り
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天野まどか
夕焼けが乱反射するビル街の背伸びをしても見えぬ夕焼け
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老恋
その気かな指を絡めて恋上手梅雨の雨糸紡ぐ傘の陰
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舞
セピア色紙の写真の父母は子らの知らない夢も語るか
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