うたの一覧 (カテゴリー：全カテゴリー 並び替え：新着順)
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水無月
梅が香に蜂も小鳥も誘われていよよ賑わふ春よ弥栄
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詠み人知らず
５日ぶり 散歩しようか 彼の誘い 空気が美味い 春も近かり
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陰陽師
悲しきは歌人の中一毛の 心無きひと見ゆることなり
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へし切
いにしへに恋は変はらぬなどといへ 老いては「孤悲」てふものと知るなり
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音弥
己が身に鞭あて勤む従事者の医療現場の破綻を憂う
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草木藍
煎りたての白胡麻摺れば部屋に満つ香り楽しむ今日は白和え
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葛城
苔筵赤き落葉を頂きて春に目覺むる如月の末
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桃山
一日を一週間をひと月を無事に楽しく過ごせたら幸
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舞
「マスクとり話しする仲」日本語の慣用句へと加わりゆくや
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舞
さきがけて春知る乙女如月にややつぼみくる桜木の花
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シダ
よにとむるいかりもあらじうき舟をいづれ水屑とわらへわたつみ
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シダ
寄す波はやがてかへらむうき舟をわたつみ深く笑ふとどろき
5
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萱斎院
みなみかぜまだ春あさき佐紀の野に 芹摘むきみが袖ぞそよめく
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シダ
浅葱なる縅の切れて赤黒し弓取りもまた射られたりけむ
5
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横井 信
前を向く気持ちを作る夕焼けに向かって歩く早春の街
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シダ
ひとよごと朝のいそぐきさらぎはみちゆく春をさびしとぞ思ふ
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うすべに
春を見る池のほとりに老夫婦 澪きらめかせ鴛鴦がゆく
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恣翁
憧憬の女を 食事に誘ひしを 風冷たくて 春は名のみか
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トウジさん
未知のもの地球滅ぼすことなきや惑星の土融ける凍土も
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へし切
春されば 君が手折りし梅が枝に 身は焦がれつつ面影にして
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