うたの一覧 (カテゴリー：自然 並び替え：新着順)
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もなca
吹きだまりの花を掃くひと黙々と人影のない葉桜の下
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半格斎
消え入るを拒み残れる雪分けてのびる若芽の健気なるかな
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ゆうくん
風の道 巡る春鳥 それぞれの 夢の音色が 空を彩り
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佐藤晴
雪解けの泥にまみれたスニーカー駆け抜けてゆく芽吹きの熱と
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風蘭
どの子から食べちゃおうかな活きのよさならばのびのびしてるヤツかな
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紫苑
忽ちに眼ルビーのひかり失せ松烏賊ひとつ皿に乾きぬ
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れお
子供たちが踊る 椿の絨毯で 赤い命を踏まないように
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白亜
軽やかに春 奏でをり 花びらと川のほとりを歩むひとらは
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環
オレンジ色の層をにじませ暮れてゆく町のあはひに漕ぎ出づる舟
7
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環
ひともとの楽園 熊蜂が来て白詰草の先にとまれり
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環
自転車の骨組みゆるく解体し春の風うつ両翼となる
3
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環
はなびらと見まがふほどに紋黄蝶さくら舞ひふる鴨川にとぶ
5
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ふきのとう
春風にはらはらと舞う花吹雪名残惜しくて手のひらにとる
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詠み人知らず
軒下に 燕見つけて 微笑んだ 丸い頭が 愛くるしくて
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舞
桜には空青色がよく似合う咲き来る時も花散るさえも
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しまじま
ぐるぐると 万華の宙に 誘い込む 夜の森桜 誰にや見せむ
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善田真琴
吉凶のいずれか知らず今朝も見し白き烏の行く末あはれ
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善田真琴
羽繕ふ姿形は違はねどカアと一鳴き真白き烏
1
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善田真琴
小賢しく皺枯れし声で嫌はるる鳥に一画足らざる烏
1
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もなca
乱れ散る桜に寄する想いさえ置き去りにして春は駆けゆく
10
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