うたの一覧 (カテゴリー：自然 並び替え：新着順)
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善田真琴
走り梅雨打たれ微笑む紫陽花の色を変へつつ生きてともみむ
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ゆうくん
六月の 風の七色 花に和す 紫陽花 雨を呼ぶ花の雲
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かぐや
ぬばたまの 月を囲むは 虹の夜 つきみやびとの 首飾りかも
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更紗
水無月の雨は心にやさしくて涙のように全てを流す
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風橋 平
晴れ渡る風はやがては地図を越ゆ「小麦畑」という字の丘
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芳立
たばかりの春にも飽きて女ぎつねの嫁入りするか六月の空
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麻倉ゆえ
移り気な水の器を想うたび若き心がカラフルになる
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みやこうまし
涼風の小川に沿えば黄と燃える川辺の菖蒲揃いて揺れぬ
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芳立
あらたしき濃みどりふたつ双葉より大きになりぬあすのひまはり
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かぐら
どうしようかなり天使に無視されて酔った飛行士乗りになりたい
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ゆうくん
水色の 桜の園は 夏に咲く 道に静かな 紫陽花の青
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ゆうくん
美しき 水の季節の スタートは 月が見守る 青空の朝
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ゆうくん
六月の 風が指揮する 楽聖の 六番の曲 空を翔けゆく
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ゆうくん
降り注ぐ 虹色のティー 紫陽花に 二人一会の 雨を味わう
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ゆうくん
紫陽花の 一輪を添え 明ける夜に 緑一会の 色の雨降る
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葡萄
鏡なす水し無ければ天を翔る真澄の月を如何に狩るらむ
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紫苑
名にし負ふ芦むらわたる風あをみ夜明けを告ぐる初夏の湖
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falcon
夏来ぬとよしきりうたふ芦の間の入り日に朱く寄する夕波
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ふきのとう
実りきて黄金に光る穂のうえに落ちる夕日は色濃く染める
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環
紋白蝶あらはれては消えここにゐてあそこにもゐてどこにもゐない
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