うたの一覧 (カテゴリー：全カテゴリー 並び替え：新着順)
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橘
温かな小雨の降る日突然の転勤を知り茫然自失
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千映２
春咲の花種さえも届かない君の庭には今年も咲くよね
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千映２
気を利かす桜の開花鉄道マンやさしき語りゆくりな通過
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ガビー
親しんだ朝のテレビの司会者が 燕となりて街を離るる
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音弥
ふん、雨か。窓をチラ見のストレッチ親連れ墓参の準備の一環
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ryotak
山の家、波は越さじといはれども浮き流れきな、基礎残しつつ。
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葛城
幾百千鳴く春蝉の姦しく寝坊を決め込む我を起こしぬ
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詠み人知らず
寄り道し 散りゆく桜 見上げては 夏に向けての 緑葉の青さ
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舞
乙女子のコートのしたの生足に今日のデートの心意気見る
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び わ
花の名を家内に聞けば丘水仙大きめ黄色美しき花
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詠み人知らず
無理しても 老いた体に ムチをうち 二分の一の 負担をおう彼
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つきの
猫やなぎ 句読点残せ あるがまま 全ての思い 読み込んでおり
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さいおん
今し舞ふ 薄紅の 桜花 儚き思ひの 散るが如くに
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さいおん
惜しみつつ 今し散るらむ さくら花 うつろひゆきて な弄びそ
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さいおん
盛りなる 桜の花の 行く末は 春の限りに 及ばぬものを
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さいおん
春迎へ 見れども飽かぬ さくら花 咲ききと思はば やがて散るらむ
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横井 信
溜池の水面を覆う花筏 よどむ四月の心のゆらぎ
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名鈴
やむごとなき君が疲れを癒やさまほし 稚けなき我が口を噤みて
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空き缶
散りそめし花は地の禍を知らぬままただつぎの花紡いでる午後
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葭堂
葉桜に なりし通りに 人居らず まだ咲きし花は あるというのに
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