うたの一覧 (カテゴリー：自然 並び替え：新着順)
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みやこうまし
限られし命知らせる蝉達の叫ばずなりて心安らぐ
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とこ
夕暮れの眺める空は薄暗しこれから餃子を食べに行くし
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よろずはの人
朝燒けを、背にし慣れたる、道すがら、赤ら染まり日、偲ぶ山かな
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ゆうくん
星めぐり 空の鏡は ただ青く 九月夜明けの 海を映して
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ゆうくん
秋簾 風美しい この国に 雨を浮かべた 五線紙が舞う
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黄伝棄市
青く青く明けゆく空の真下より虫と鴉と鳴き交はす朝
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ふきのとう
リズム良く雨落つる音聞こえきてまどろみのなか冷気覚える
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善田真琴
吹く風に煽られ揺れてさざめけど折れぬ小枝のその強かさ
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芳立
死にどきをおぼえぬ蝉は鳴きながら雲のあやめに秋ぞありける
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舞
音も無く濡らして白き長月の雨を彩どる秋虫の声
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しまじま
さらさらと 気持ち鎮めぬ 秋雨の 音や懐かし いずこにいかむ
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ゆうくん
青空に 白い竪琴 秋月は 海にギリシャの 曲を奏でて
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ゆうくん
秋風に 夜明け目指して 星の矢は 降る天空の 弓を鳴らして
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しまじま
突然の 暗天空に やがて来る 土砂降り雨に 身を隠すさんや
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猫実主税
さ庭べの消えなで残る白雪にくれなゐそふる梅のはつ花
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麻倉ゆえ
秋らしき音と涼気を窓際で受け止めるほど夜は深まる
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善田真琴
風の名を問はず揺らるる花一輪手折る人なき秋の野辺には
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光源氏
鳴かぬなら鳴くまで待とうほととぎすかみなり様は御免こうむる
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ふきのとう
鶏頭はビロードのごと紅に艶やかさ増し気高く咲ける
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風橋 平
現場まで山家の赤き大屋根をはるばる望むまだ畑道
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