うたの一覧 (カテゴリー：全カテゴリー 並び替え：新着順)
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三夏
傘は黒六十五センチ男物擬似恋人に守られ歩く
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螢子
竹の秋山を黄金に染めゆきて葉ずれの音ぞ寂しく聞こゆ
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螢子
過労死と認定されるか吾子の友二十三歳勤務一年
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上総
心まで曇りくすぶる雨の日は孤独を友に珈琲落とす
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浅草大将
行く末は雲のはたてか望川止むる堰のあまたありとも
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浅草大将
棹させば流れも速き月日川いかで小舟を繋ぐべきかや
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浅草大将
夢路には渡るも易き逢瀬川などやうつつに淵ぞ深けれ
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京子
さくらって！ 馬鹿なそんなよく聞いて この間まで冬じゃなかった？
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京子
陽高く明るく軽く晴れやかに 浮かれて叫ぶ「ビバ三月！」
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嶋 唯
あらたまの 春なむ来なむ やすまらむ しるし色ふは 咲きづ花かも
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嶋 唯
立つ君の 過ぎし年をば 思ふとき 涙あるまじ 袖こそはるを
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嶋 唯
いさよひの おとのみ影は 見えねども 誰かと問はむ なしにとぞ君
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嶋 唯
たまくらの 君と百夜も あらませば 一夜の夢と さうらふやらん
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嶋 唯
ぬばたまの やをらいづる夜 夢のさま 今たちかへり なでふなみなる
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京子
道ならぬ恋病む君よ狂おしく恨み聞けども行かぬは情け
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じゆん
愛情を 別け隔てなく配布する ティッシュ配りのバイトの如く
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詠み人知らず
根深汁食べたいという父親の声に日頃の反省をする
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詠み人知らず
先輩の訃報が新聞片隅に大学時代ジーパン勇姿
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詠み人知らず
桜花蕾はかなりふくらんで今か今かと姉川の岸
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詠み人知らず
手を合わす母さん祖父さんお祖母さん父さんと来たよ軽トラに乗り
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