うたの一覧 (カテゴリー：全カテゴリー 並び替え：新着順)
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笑能子
千言の言い訳なぞは聞き飽きてまことの思い一筋望む
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浅草大将
東風吹く夜花ひとひらを形見にて飛びゆく梅の淡き残り香
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るち
目の前の花が日に日に枯れていく様を見ながら水を注ぎ足す
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詠み人知らず
どうせなら別れたいのと言ってくれ 比喩や置換は もう聞き飽きた
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栞
ぬくもりを与えるでなくもらいたく捨てネコを拾う雨の公園
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めな。
太陽のむせ返るよな夏の朝時の歯車戻ればいいのに
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東娘
紅燈のゆれつつ人波を照らす上海租界をそぞろ歩きつ
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めな。
一人でも楽しめるんだという台詞聞かせる誰か いればいいのに
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めな。
あれもしてこの問題も片付けて昨日の夜もそう思ってた
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のびのび
渋滞のテールランプを見下ろして恋の動脈硬化を思う
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不乱
ねえ君よ どうしてそこで泣いてるの 笑顔の仕方 忘れたからかな
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ほたる
約束の ない恋人は だからこそ わたしの中で 定義されゆく
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芯平
寝不足の愚図でノロマな梟は黄昏どきにあくびしている
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竹本未來
滲んでく膜のむこうの心音と 重ね合わせる軋むこの皮膚
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竹本未來
凄惨に叩き起こせよ万歳で 揺り篭の中眠るヒトラー
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竹本未來
蒼はただ掲げられては引きずられ 曹達の海に揺れて溶けてく
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竹本未來
冬の朝 悪い遊びを したあとの 肺の空洞 猫の毛が舞う
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竹本未來
降る雪の孤独のいろに気づくとき 私を包む空気ゆれだす
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さささささ
同じ選手好きだと知ったその日から君も私の好きな人なり
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じゆん
眠るのがもったいなくて起きているなにをするでもないけど別に
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