うたの一覧
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山本克夫
新社会人として初めての大役を仰せつかる 花見の場所取り
1
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小春
きみが「ある」ただそれだけに感謝して自分の中の強さ信じる
2
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武谷有人
花ぐはし桜咲きける播磨坂 古き知己らと話弾ませ
1
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詠み人知らず
明日はもう一気に田起こしするからね安心顔で老父はたたずむ
2
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詠み人知らず
二十年前が一気によみがえるその雰囲気は変わらず笑顔
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宇津つよし
ガムを噛み終わることない仕事する まっすぐ落ちる涙じゃダメだ
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銀
撫でているここに子宮の存在は雪に降られて思い出してる
2
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只野ハル
一人が好きじゃないときの方が多いのに気が付けばいつも独り
4
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只野ハル
灯り消し闇に沈み深く沈み初めからいないほどの深さに
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只野ハル
雑踏で誰にも見えない私探してる私だけに見える人
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只野ハル
眠れない夜は見つからない非常停止ボタンを捜し続ける
2
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只野ハル
抱きしめる人のいない寂しさが眠る事を許さない夜ばかり
5
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詠み人知らず
陽のあたる場所から場所へいそいそとカニ歩きするウッドベンチたち
1
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詠み人知らず
夜へ窓をひろげる時計台が錆びたラッパを叩き鳴らす時
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星野冴子
傷ついた 心の傷は 見えなくて 涙となって 空に気化する
6
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じゆん
強くなりたいのであれば弱さなど隠して隠して隠して進め
2
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南 葦太
それぞれの目線の高さ それぞれの歩幅 僕らは坂の途中で
3
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南 葦太
望まれているということ 誇りつつ 花よ 僕らが笑うため咲け
2
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笑能子
ふと視れば樒の花の忍び咲く背筋を伸ばす香気と共に
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南 葦太
なだらかに上ったり下りたりでいい この毎日もこの坂道も
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