うたの一覧 (カテゴリー：全カテゴリー 並び替え：新着順)
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水瀬まどか
当世女子という皮被っておりますという紙咽喉に貼り付けている
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玲
吾と同じつらき想いをしているか胸切りひらき差し出せあなた
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玲
涙ぐむ吾の黒髪かきやりつ何も言わずに何思う君
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武谷有人
おみくじを三回続けてひいてみる いいのが出たらあなたにあげる
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山本克夫
わたくしといふ形式のなかに傲慢で否定し得ない蠢きがある
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山本克夫
安全なところでなにを語らうとも軽い言葉が消えてゆくのだ
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山本克夫
プラタナスただ街路樹として街角に穏やかな時の訪れを待つ
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詠み人知らず
一人寝る 冷たいベッド 丸くなり 頬をこぼれる 真珠の涙
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詠み人知らず
知らん振り なんて出来ない あなたには もっと知りたい そう思ってる
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文月郁葉
あなたへの返事を はい に決めた朝シロツメクサも風に頷く
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どるちぇ
知らん振り していて欲しい ほろりほろり 零れてしまう きみへの想い
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８月２４日生まれ
冥福を祈ると君は言うけれど 黄泉の国などあるのでしょうか
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鷹雪
三秒間 茶色の瞳 積もる夜 ふるえる睫毛 こぼれてくなぜ
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鷹雪
死ぬわけにいかない なぜならきょうの日は あしたの僕の愛おしい過去
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鷹雪
死ぬわけにいかない なぜならきょうの日は きのうの僕の夢見る未来
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詠み人知らず
どうせなら私の身体が一番と思えばいいよ身体だけでも
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さくら咲月
古の 宮中にても 奏でられ 幾年經ても 變はらぬ琴の音
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奏音
古ぼけた 机上に残る 落書きは きっと誰かの 淋しさの名残
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只野ハル
黙祷の頬に涙が筋を引く 震災の日の 悲しみ今も
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笑能子
風に舞い兜率の天の食積もる総ての濁りを浄化させつつ
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