うたの一覧
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忘れ路亭
名も知らぬ 川の流れを 染めんとす 夢咲く花に 時を忘れて
3
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星野冴子
満月の 引力が呼ぶ 血潮かな 君の記憶に 抱かれている
1
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キタハラ
痛くないでしょうあなたはいつだってぼくに触れたりしなかったから
4
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黒猫姐
今日もまた冷やしといたよ指先をあなたの指で暖まりたいから
1
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黒猫姐
あの香りあの日のあの人とおんなじで記憶のキスに鼓動早まる
0
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キタハラ
ばいばいをうまく云えずにいつまでも鳴いた自動車学校の猫
6
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キタハラ
捨てられてしまう手紙を綴るのはきみを忘れるための儀式だ
10
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キタハラ
首を吊るためのリボンは桃色にしてね やさしい夢がいいから
6
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キタハラ
分解をしたら単なる魔法でもわたしはシャボン玉にふれたい
2
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ほたる
化粧水たっぷり含んだコットンで ヒタヒタと女を確かめる夜
1
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只野ハル
ひとりだと何もできないと思える事がある猫にはなれない
1
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只野ハル
喪失感さえ失くした後には虚ろな軽さ感じるのだろう
2
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只野ハル
人類補完計画に身を任せるのもいいかなヤンデレな夜
0
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只野ハル
ひとりだからできる事もあるのだと犬のように穴を掘っている
3
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只野ハル
水色に光る空咲く花々歌う鳥たちが春を告げるが
0
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竹本未來
いますぐにそのフィルターを外したら星座の吐息も聴こえるのよ
6
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竹本未來
音もなく蕾ふるえる震動が霧のように漂う早朝
6
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栞
夕暮れにコーヒーを飲むひとときの二人の温度に心をひたす
1
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栞
抜け殻のわたしを置いて日々はゆく想い出だけが長く連なり
3
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リンダ
暗闇で着信光る携帯を羽毛に抱かれあやして眠る
4
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