うたの一覧 (カテゴリー：全カテゴリー 並び替え：新着順)
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音波
「牛さんって、心臓四つあんねんて！」うん、それは胃のことじゃないかな？
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仁 呼
巣立ちゆく 子ら見送りて 一抹の 寂しさ馨らす 学舎の花
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仁 呼
仲春の京東山 夜は冷えて 灯ゆらり 花燈路ゆく
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卯月
故郷と自分で決めたこの場所は懐かしすぎて死にたくなるの
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武谷有人
街中の溜息気球につめこんで 打ち上げましただから笑おう
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山本克夫
本当は美しい真っ白な花が泣いているような瞬間をかいま見る
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山本克夫
例えば命の長さを測るメージャーがあるとしても 測れやしない
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山本克夫
使い慣れた辞書の「よ」の頁を開き夭折という文字を塗りつぶす
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山本克夫
もう存在はしない人のそんざいがネットの中にマイミクとしてある
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由良
イケメンのマスター少し隠れてて じゃないと鼻水チーンとかめない
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三夏
好きを超えサラダのようにぐるぐるとマヨネーズかけ食べられてしまいたい
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みやた〜
切り取って額に入れたくなるほどの春日ではなし蕾がひとつ
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詠み人知らず
大好きな貴女にひとつ願い事 生理前にはメール送るな
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笑能子
春寒に背中を丸め過ぎる人伊達薄着なり背筋を伸ばし
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波江究一
發熱の根拠を問はむまでもなくソメイヨシノの待機してゐるつぼみ
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エズミ
家出するならここに住む。田中荘。線路沿い青くあじさい。王子。
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エズミ
「まるで船に酔ったかのよう」内側に小さな重しを抱いて娘は
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エズミ
薄もやに手招くようなそぶりして「ごらん私を」過去艶然と
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エズミ
冷蔵庫すいかは徐々に膨らんですべてを飲み込み寿命を終える
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エズミ
疲れたら眠っていいよ ひっそりと 分解者はもうすぐそこにいる
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