うたの一覧 (カテゴリー：全カテゴリー 並び替え：新着順)
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詩月恵
ちゃんづけで呼ばれたときにきゅんとした あなたの声に一目ぼれなの
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竹本未來
きらきらを探して散歩にでかける祭の夜店に売ってないかと
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竹本未來
エメラルド小さな爪に乗せたなら未來とは違うミクになれるの
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竹本未來
嫁よりも付いているのが当たり前そんな付属品になりたかった
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竹本未來
私の手からすべり落ちた卵の悲鳴にも似た哀しみの音
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竹本未來
君のいる北陸の小京都へと「おやすみ」を投げつける真夜中
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栞
ひだまりを追いかけ部屋を移動する生き物となる春の猫たち
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ほたる
お気に入りのカフェはまるでガラス箱 雨降る日には魚になれます
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しょこら
仏壇の見える部屋でテレビ見るカタと音して黒猫来たり
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しょこら
一人部屋で短歌メモ取りふと見れば障子の隅から黒猫来たり
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しょこら
ホームレスの人の肩の上で野良猫は足踏みしながら餌を求める
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しょこら
カンズメを開ける老人の足元に野良猫数匹からみつく朝
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しょこら
冬の日に日焼けした顔ほころばせ猫に餌やるホームレスの人
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ほたる
ワインだけじゃ寂しい夜は折鶴を チーズの包み紙ちょうど真四角
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ほたる
ひとかけら満ち足りぬ月危うくて 何を求むかそのひと欠片
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螢子
満天星の白き蕾のふくらみて庭に漂ふ甘き香りや
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ほたる
一本のバナナと豆乳２００ｃｃ 朝の元気を お願い ミキサー
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浅草大将
谷深みそこな行きその懸橋も渡り来る朋あるは嬉しき
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螢子
さくらさくら満開となりあとはただ散るを待てをり今を盛りに
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栞
最後の日 皆にもらった百合の花まだ忘れないでとひそやかに咲く
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