うたの一覧 (カテゴリー：全カテゴリー 並び替え：新着順)
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只野ハル
夏服に冷たい雨が降るバスの隣の女生徒も離れずに
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只野ハル
夏服に透ける淡い憧れドキドキ狭い廊下のすれ違い
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只野ハル
夏服の女生徒と云うテキストに突然プレイバックするあの日
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詩月恵
おはようと君の声から一日が始まっていたきらきらの日々
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日向めぐみ
ズキズキと痛む頭の片隅で流れていたのスピッツのチェリー
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さる
あおくさい 書生論ぶつ 男あり 五十過ぐるに あはれを覚ゆ
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赤橙黄緑
あのひとに対抗するなら可愛さは仔猫なんびき分必要かな？
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葉月きらら☆
終止符の打ち方さえも分からずに 思い出の中 ただ生かされて
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赤橙黄緑
ブーメランみたいに鋭く弧を描き青空を楽しんでいるツバメ
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詠み人知らず
階段を五段飛ばしで駆け下る今は焼きそばパンのために生きてる
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葉月きらら☆
あの人が忘れないでと首筋に残したしるし消えないままで
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葉月きらら☆
別れ際 いずれ戻って来るからと 残した人のいずれは来るまい
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たかしほ
笑う君の 目元のしわと同じ数だけのしあわせ
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波江究一
中産の夢破れしか三代の勤めかさねし五大湖のほとり
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詠み人知らず
これいいな 拍手したいし お気ににしたい あれ？でもついつい 忘れてしまう
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波江究一
おくりびととなれる歴史か勝ちにややおごれる壁の崩壞以後の
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波江究一
いつしかに夏至るこの國を待つ通過儀禮のごときさみだれ
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波江究一
平地林わづかに殘す木下闇に太樹を描きてゐる女あり
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向日葵
腹ペコのあなたは黒やぎさんの様に食べるのでしょう 封も開けずに
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soulword
うつし世のおぼろな「普通」に堪えかねて枯れた大河を棹してゆく
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