うたの一覧
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葉月きらら☆
涙さえすぐに消えゆくものだから 残しておこう痛みを胸に
2
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詩月恵
君の名を店内放送お呼び出し私の声が届くといいなぁ
4
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さる
梅雨空に わずかな光 射すごとく 給付金の 通知ありたり
3
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やすむ
全能を信じていたよ、竹やぶの蛍が夜に戻りつつ逝く
1
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さる
老ひの身に 黄泉の国から ひたひたと 迫り来るよな 影一つ見ゆ
5
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さる
ゆすらうめ 夏近づくと 思ひ出す 紅色の実に 母の面影
4
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三夏
海と山どっち好きとかきかれるが君のいるこのここが好きです
4
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山本克夫
揺り籠のなかに栄養チューブの管をつけて見る夢の続き
2
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山本克夫
あきれるほど美しい記憶にはならず薄れてゆく六月の空
3
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山本克夫
君なんか捨て駒だよと言われ せめて桂馬ぐらいでと願う
7
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八神 風萃
この身体 動けるうちに 成し遂げたい何をなすのか 何をなすのか
2
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やすむ
はんそでな小学生にわかるかなただ純粋の欲情ベイビー
3
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やすむ
朝雨の庭にかがんでぶきっちょな宇宙の迎え待っている犬
1
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たかしほ
蓮池前にしゃがんで ずっと一緒だ、なんて言葉の重み きみは解っているの
1
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紫苑
材木座波は素足にやさしくて夕暮れどきの海と対話す
4
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紫苑
風に鳴る赤き風車の丘ありて彼岸の淡き陽の差しにけり
2
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栞
着信がうれしいことがかなしくて全然きみをあきらめきれない
4
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栞
窓ガラス静かに伝う雨粒を眺めつつ泣く 今なにしてる?
1
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詠み人知らず
かなしみの底を焦がして焼くプリン君の口にはきっと合わない
13
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詩月恵
「なあんだい?」優しく答える君の名を何度も呼んだ 好きが言えずに
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