うたの一覧
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只野ハル
快眠の方法思いまた一夜眠れぬ夜を過ごしておりぬ
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只野ハル
なだらかな丘の麓に湧く泉彼方に仰ぐ連山映す
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只野ハル
街の灯のひとつふたつと点りゆき家路を急ぐ群れ遠く見る
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只野ハル
半袖の腕を摩りて温もりの記憶辿りぬ瞳を閉じて
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詠み人知らず
自分という 詰め替え用のボトル内 好きな香りのソープを入れよ!
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詠み人知らず
かさぶたは見ない!触れない!剥がさない!いじると残る!恋の傷痕!
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詠み人知らず
あの恋と照らし合わせて読んでいた小説は今、本棚の奥
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詠み人知らず
完走!のごほうび代わりに この一杯! 優勝カップ代わりのビール!
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赤橙黄緑
目の前を見知らぬひとと歩くきみ。会いたい気持ちのまぼろしにしとく。
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赤橙黄緑
動く手と作り出される影絵。 まるで二人の関係のようで
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のびのび
朝食のお皿をしまいながら既に 夕食の支度を考えている
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笑能子
夢見たは号令一下無菌室騒乱の中声は響かず
2
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赤橙黄緑
全力でわすれる努力していたら隣の人に怒られました
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詩月恵
振り返る過去にあなたがいなければ今のわたしはいないよ きっと
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じゆん
ほらここに 小さく咲いた控え目な笑顔 清廉潔白の花
2
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リンダ
オリーブの石鹸泡立て頬をする同じ匂いを共有する午後
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童
夜なべ詠む平成の御世未だ見ぬ戀する乙女いと美しや
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リンダ
「さよなら」と冷たく放つ唇は薄く笑って誰を口説くの
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椿
ゴトゴトと水車の槌のここちよき音がつきたる戸隠の蕎麦
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浅草大将
しづたまき数ならぬ身と言ふなかれ命一つを世に長らへよ
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