うたの一覧 (カテゴリー：全カテゴリー 並び替え：新着順)
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浅草大将
袖の香を聞けば別れのあさもよし紀の川風に匂ふ橘
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螢子
末っ子の今日は初の給料日 母兄姉にラーメンおごる
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浅草大将
我が恋は思ひ乱れてさみだれの涙に袖の乾く間もなし
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ほたる
虹立つ空 雑多な街もつかの間の夢をみている夕暮れ時に
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螢子
鶯は毎日練習しています「ホーホケキョウ」と啼ける日はいつ
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銀ねず
疲れきった人が織りなす鼻ちょうちん螺旋階段のぼっていった
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波江究一
携帶をかざしてあふぐ群れにつられ見れば虹立つ夕暮れの空
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ほたる
曇天の空の優しさに抱かれて 安堵の海の魚になりたい
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じゆん
人よりも長い助走を走ってきた 君は人より高く飛べるさ
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大河千紋
よあけ前もみぢたゆたふ月の池ながむる君もゆれるまぼろし
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螢子
満月に誓おう前に進むこと今日はそんな気分でいられる
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螢子
近眼の私の目にはいつの日も朧月に見え風流なるや
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螢子
まん丸のお月様に向かって走る追いかけるほど逃げていくんだね
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ゆら
将来の夢は英雄 手始めに誰を殺せばなれるでしょうか？
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只野ハル
とびきりの苦痛や恐怖はテキストに宿るページめくれぬ深夜
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只野ハル
読売の平成万葉もいいけれど自分のおきにいりもいい
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詠み人知らず
建て替えをしたいといつも言う親の真の狙いは二世帯住宅
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メイ美
休日はスケジュール空けて四六時中 震えるボディ抱きしめて待つ
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只野ハル
病院の中庭の鯉のぼり雨に打たれてうなだれ泣いていた
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宇津つよし
雨粒に南無阿弥陀仏と吹き込んだ 悔し涙はもう見たくない
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