うたの一覧 (カテゴリー：全カテゴリー 並び替え：新着順)
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ほたる
「恋ひ恋ひて・・・」と詠う遠き日の歌人 詠み人知らずの歌ありありと
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浅草大将
夏ごろも風やすずしの波たちて花のあやめもむらさきの池
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ほたる
いつの間にか わたしの中に在る君は 君自身ではなく偶像となる
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うるう
背中から滑る指先 いつもそうあたしの場所を見つけてしまう
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うるう
うるうると 月の景に惑わされあなたの指を そっと甘咬む
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うるう
良い子のフリは簡単で あなたの背中にちろりちろりと舌を出す
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リンゴ
泣いてない。ただちらちらと輝いた波の眩しさ言い訳にして
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武谷有人
わかってるようなふりをして生きてきた 君の薬指に安心を捧げる
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赤橙黄緑
空だった瓶を満たした思い出にコルクの栓して流しましょうか
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飛騨龍馬
殘業を終へて立ち寄るスーパーで買ひ求めたる今日もコロッケ
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都季
ここにある空気をほんの少しだけ揺らしたいから小さくうたう
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螢子
森も無き住宅街の我が家なれど幾年月も鶯鳴きぬ
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螢子
手カメラに収まりきらぬ新緑を心の眼にてとどめておこう
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螢子
もう君と出かけること無き週末ゆえ慰めたるごと雨の降りたり
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螢子
四階へ毎日階段昇り降り一年後には筋肉ウーマン
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螢子
四階の窓より見える山々の新緑の色に癒されている
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詠み人知らず
歌さえも大量消費のスピードで奔流のような渦に消えゆく
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只野ハル
神戸で新型インフルと聞き真っ先に思うえり投手無事でいて
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只野ハル
夜な夜な啼いていたアマガエル達お待ちかねの雨の予報出てる
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只野ハル
お米もワインも並ぶ野菜室乾いたキャベツの不満聞こえる
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