うたの一覧
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詠み人知らず
もうどこへいけばいいのかわからない誰か私の名前を呼んで
4
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詠み人知らず
明日には還る命であればいい ひとを傷つけ戻るバスタブ
3
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詠み人知らず
贈られたバカラで作るダイアモンドダストで君を忘れる儀式
1
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詠み人知らず
空閨に眺める月は美しく夜来香の花は優しく
4
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詠み人知らず
燃え尽きてしまえ三千世界ごと主も烏も郭の檻も
4
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羽
迷いつつざくりざくりと穴を掘り埋めた言葉が秋雨に滲む
3
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悠々
カナシミノ小函ハ鳴ルヨワガムネニキミガ仕掛ケタ戀ノ曲ダヨ
12
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神谷あを
否と云う僕に君が否と云い早くも傷つきそうな日曜
2
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神谷あを
青色のボーダー柄の手提げ袋凪いだ海のようで優しい
7
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神谷あを
何も持たぬ潔さと気軽さが輝いて見える野良のキミよ
2
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たんぽぽすずめ。
四桁の数は削除もログインも出来る貴女の誕生日です
13
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ありぎりす
やっほーと叫ぶよな歌作りたい それに決めます辞世の歌は
5
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ありぎりす
若いとき街角で見た手相では 「晩年は良し」 それを待ってる
4
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ありぎりす
身にまとう時のスカーフ処世術 しがみつかない生き方だって
1
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ありぎりす
振り向けば背筋にすぅと風が吹く あったらいいな敗者復活
2
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たんぽぽすずめ。
クマちゃんのマック手にして兄弟と雑談出来てた 頃 懐かしむ
2
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紫苑
夜毎積もる澱を片寄せやりかけの仕事をたどるひと日のはじめ
4
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椿
わが道を往けばわが愛に咲きたる花のこすもすを一瞬愛づるあさ
4
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ありぎりす
秋を告げ ちろりちろりと鳴くシギは 人の世の波 知るや知らずや
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笑能子
厭々と腰を上げればなお重し活き道楽と思えば軽し
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