うたの一覧 (カテゴリー：全カテゴリー 並び替え：新着順)
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栞
意図的に心のスイッチ オフにして夏を流れて秋に漂着
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みづ子
ゆで卵むいていく如ぺりぺりと虚勢を脱いで真白なる吾
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みづ子
気にはなる聞きたい聞けないひとまわり年上彼の恋愛遍歴
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詠み人知らず
最初から上手な医者はいないのだ苦しむ人の背をさすりつつ
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神谷あを
この耳の渦の形を記録したＤＮＡは僕だけのもの
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笑能子
仕舞いこむ真珠もやがて朽ち果ててただ核のみが白々残り
1
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詠み人知らず
ラッシュ時に山手線を止めし人あり通勤客の憮然たる顔
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詠み人知らず
旅路終え重き鞄の中は未練 なおも優しい故郷の潮風
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少納言バッテラ
都市化した 文明社会の 暗い影 秋刀魚のはらわた 残す若者
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水葉
とび過ぎて泣くになけない時のあり喜怒哀楽のこころ震えず
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詠み人知らず
難病の子を持つ親よ強くあれ病の子とて大人になるのだ
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たんぽぽすずめ。
沖海の深くに蒼い水であれ掬えば滲む 君の柔肌
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月子
幸せのカタチはよくはわからない それでも良いと吾にきかせて
3
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詠み人知らず
病める子の笑顔が見たし人知れず通信せんと小児科の前
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詠み人知らず
車中にて盲目の人に席譲る下町言葉いなせな婦人
11
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千紘
心のね ネジがどこかに飛んでって涙があふれて止まらないのよ
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ひいらぎ
五歳児は許し合うこと知っていていつから拒否を覚えるのだろう
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月子
出張で遠いあなたは寂しさか 珍しいほど優しい言葉
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少納言バッテラ
うたのわと うたのわ川柳 間違えて ログインできぬと 問い合わせした
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ひいらぎ
いつの間に夏は終わってしまったの今年も忘れられないままに
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